宮田担になれて人生楽しい話

思えば私は物心ついた時から、ヲタクだった。

(宮田くんのソロ曲「ヲタクだったってIt's Alright」に倣い、ブログでは「ヲタク」という表記で統一しようと思う。)

 

色んなものにハマりながら生きてきた気がする。

 

好きな物が増え続けているため、それらのフォルダを全て抱えて歩くのは、ものすごく楽しい反面わりと体力を使う。

例えて言うなら、道を歩いているだけでも興味がある店・物が多すぎるせいで、いちいち立ち止まって自分の中で考察してしまうのだから、体がいくつあっても足りないような感覚だ。

一旦熱が落ち着くと、そのフォルダの蓋は一旦閉じられるのだが、ふとした時にフォルダを開くと、いつでも大好きだった現役時代の気持ちに戻ることができる。

 

そして、その時々で最もハマっているものを徹底的に追求する。複数フォルダを持っているくせに、好きなものを「広く浅く」では満足できないので、たった一つでも最もハマっているものを徹底的に追求する。

 

私の「自分史」なんて誰も興味はないことは分かっているが、持っているフォルダが散らかりすぎているので、整理整頓の意味で、これまでの歴史(宮田くんを好きになるまで)をまとめてみたいと思う。

 

昔からずーーーっとマンガ、アニメ、ゲームなどの2次元は好きだった。小学生でマンガを大人買いしていた。

2次元以外だと、文房具が好きでコレクションしていた。欲しい文房具を全部買うお金はなかったので、店頭で試し書きすることもあった(迷惑)。あと、化粧品も好きで、集めていた。

 

そして、学生時代に何よりも大好きだったのは、某女性アイドルだった。

ファンクラブに入り、毎日毎日その子のことばかり考えていた。写真や映像を見れば、それが何年の何の時の衣装なのかとか、歌い方を聞けば何年の声かとか、自然と覚えていた。ライブに行ったり、テレビをチェックしたり、トレカを集めたりもした。振付を完コピして部屋でドスンドスン踊ってたら母親に怒られた。

 

ジャニーズのような完成された完璧なイケメン*よりも、決して優秀ではない普通の子が一生懸命努力して成長していく過程を見るのが大好きだった。泥臭く頑張っている姿を見て、大好きだと思ったし、自分が頑張る活力にもなった。その時の私は、その子に生かされていたと思う。その子にとって私1人の力なんて何の影響力もないということは分かっていたが、それでも「もっと押し上げたい」「もっともっと売れてほしい」「1番になって欲しい」と日々思っていた。

 

*その頃のジャニーズに対する私の勝手なイメージであり、今思えば全然違うような気がしている。ジャニーズは決して詳しくはないが、例えばJr.を応援していてデビューして欲しいと願っているだとか(←もちろん、皆が皆そう願っているわけではないのかもしれないが)、もっと売れて欲しいって思う気持ちは、もしかすると私が当時女性アイドルを応援していた時の気持ちに通じるものがあるのだろうか、と今となっては思う。無知だった当時の勝手な考えであることをご容赦いただきたい。

 

その後、中高生時代を捧げたと言っても過言ではないアイドルが卒業、脱退したことで、心にポッカリ穴が空いた。しかし、ちょうど受験の時期が近づいていたため、勉強をすることでポッカリ空いた隙間を埋めることができた。

 

受験生の頃は、とにかく勉強していて、ハマっていることといえば勉強だったし、やりたいことと言えば勉強だったし、毎日勉強のことばかり考えていた。というか勉強以外のことを考えていなかったと思う。我ながら本当に「0か100か」という極端な性格だと思う。

 

そんなこんなで、色ーんなものを拗らせてきた私だったが、宮田担になる前にたどり着いたのが声優だった。

いわゆる声ヲタというやつだ。

声が良いのはもちろんのこと、声優さん自身の人間性に惹かれてファンになったり、声優のAとBが仲良しすぎてわちゃわちゃ絡んでるのが尊い~とか、多分キスマイちゃん見て感じる気持ちと似てる部分が多い。

私のヲタク人生の中でも、この時期が1番濃く長ーく深かったように思う。具体的なエピソードはいら情すぎるので割愛するが、その内容の良し悪しは全く別にして、非ヲタとして普通に生きていたら絶対しないであろう経験をたくさんした*。

 

*「浪費図鑑ー悪友たちのないしょ話ー」という本があるのだが、そこに書いてある内容はどれも共感するものが多くて、声ヲタを拗らせてた時の自分を見ているように感じる。ヲタクならジャンル問わず共感できる内容になっていると思うので、ご興味がある方はぜひ読んで見ていただきたい。

https://booklive.jp/product/index/title_id/460652

 

声優界隈に比較的近い位置にある(?)舞台俳優さんにも一時的にハマり舞台に行ったりもした。

 

 

少し話を戻すが、そんな私がKis-My-Ft2の名前を知ったのは、Everybody Goで出演した回のHEY!HEY!HEY!だった。

登場シーンを見た時の印象は「最近デビューしたジャニーズのユニットかぁ」Kis-My-Ft2って斬新なグループ名だな」という感じ。ヲタ芸をする宮田くんやキスマイを見てジャニーズでもこんなことするんだ」「爪痕残そうと頑張ってるな」と思った。

この時は、メンバー皆が自分より年下だと思っていたから「若い子たちが頑張ってる」みたいな認識だった。放送終了後にメンバーの年齢を検索したら、意外と同世代で驚いた記憶がある。

 

これをきっかけに、メンバーの中で唯一顔を覚えたのが宮田くんで、「キスマイにはヲタ芸をする宮田くんというメンバーがいる」という印象になった。玉森くんが出演していたごくせんは見ていたのだけど、それがKis-My-Ft2の玉森くんだったと認識したのはもう少し後だった。)

 

その後「ジェネレーション天国」や「ダウンタウンDX」でも宮田くんを見かけて、面白い子だなって思ってたけど、まさか今世間に認識されているような ゴリッゴリのアニヲタだとは思っていなかった。

と言うのも、その頃私がテレビで見た宮田くんは、HUNTER×HUNTERラブライブ!が好きと言っていた。いずれも、ガチヲタでなくとも知っているような大人気作品だったから*「人よりちょっと二次元が好きな人なのかな?」くらいに思っていたからだ。

*あくまでも私の主観。

 

この頃の私はと言えば、後に発売される「ヲタクだったってIt’s Alright!」の歌詞にある物(フィギュア・ポスター・Blu-ray・トレカ…恥ずかしいので以下略。笑)は、どれも普通に部屋にあるようなガチヲタだったから、どこかで「宮田くんがニワカヲタクなのかそうじゃないのか、見極めよう」的な気持ちで見ていたと思う。

 

その後も、生身の三次元のアイドルからは遠く離れてヲタ活をしていたのだが、コミケやライブの目撃情報や、アニメ特番での活躍などで、頻繁にTLを沸かせる宮田くんのことを、段々と「こちら側」だと認識し、日々ヲタクとしての仲間意識を持つようになって、好感度はますます高まっていた。

(王子様を相手に仲間だなんて、今では恐れ多い。でも、「王子様でありながら、親近感あふれる趣味を持っていて、ファンの気持ちが分かる所」は、宮田くんの大好きな所の1つだ。

 

そこから、王子様のファンになるきっかけは突然やってきた。

 

 2016年9月25日(日)

機動戦士ガンダム  鉄血のオルフェンス 放送直前SP」

アニメや声優関連以外の番組をあまり見ない生活をしていたので、宮田くんを久しぶりに見た。

 

え、かっこ良くない?!

宮田くんかっこいいっ

ボードを見る横顔もかっこいいっ

それでいてヲタクならではの反応…!!

分かる〜!親近感わく!

ジャニーズだけど気取ってない所も、いいなぁ!!!

好きなものを笑顔で語る姿かわいいっっ

え、好きかも…大好きかも…めっちゃ好きかも…

 

一度気になったら、もうあっという間だった。

 

知人の助けもあり、キスブサの過去放送、濱キス~キスマイレージまでの放送、図書館、舞祭組としての活躍、歌番組など諸々を、数日間で一気に履修した。

気になった時のエネルギーって我ながらスゴイ…やっぱりどのジャンルに居ても、ヲタクはヲタクなのだ

 

宮田くんの作り出す世界観、言葉選び、笑顔、泣き顔、真顔、サービス精神、重心が低くて腰が重めのダンス、ファン想いなところ、王子様でいてくれるところ、挙げきれないけれど、宮田くんの色んな魅力に一気に引きこまれた。

 

過去のCD・DVD・Blu-rayも履修し、キスワの宮玉に衝撃を受ける。なんか薄い本付いてるし…!調べたら宮玉の関係性も尊い幼い頃から共に頑張ってきたんだね…(裸の時代も読了)

 

メイキングでも王子様!

「裏じゃあさぁ、まぁ遊んでる宮っちでもいいんだけどさ、やっぱ俺のこと王子様だと思ってる人も居るからさ、まぁその人の期待には応えたいよね。せっかく王子様だと思ってくれてるからさ」

ファンのことを喜ばせたいって思ってくれてるんだ。頑張る理由としてファンの存在を挙げてくれるのがすごく嬉しい。とても応援しがいがあるし、こんなにファン思いで素敵な人だから、いくら応援してもし足りない。こんなに色々して貰っていて、私はファンとして何を返せるのかな、と考えてしまうくらいだった。

 

「I SCREAM」のBlu-ray DVDが発売されたので、購入するや否や真っ先に「ヲタクだったってIt's Alright」を視聴。

 

たくさんたくさん汗を掻きながら、全力でパフォーマンスする姿。

盛り上がるお客さんを見た時のめちゃくちゃ嬉しそうな顔。

 

「みんなやってくれてありがとー!!!みんな大好き!!!」

 

それまで、私の中で「汗はあまり掻かずにこなれたダンスをする」のがジャニーズのイメージだったため*、そのイメージが良い意味で裏切られた。(全力で褒めてます)

*これも無知ゆえの偏見ですね。無知って怖い。

 

こんなにファンの応援を喜んでくれて、全身全霊で頑張って、たくさん汗掻いて、ふにゃふにゃの嬉しそうな笑顔でパフォーマンスする人見たことない…!!

 

深夜に自室で見ていたが「私も大好き!!!!!」と心の中で叫んだ。

 

宮田くんが、たくさん汗を掻いて、一生懸命頑張っている姿

宮田くんが、好きなものを思いっきり好きと言っている姿

私はそんな宮田くんの姿が大好きだ。 

 

私は「ステイタスをバラエティーに全振りしてきた」宮田くんだって、相当にかっこいいと思っているし、憧れているし、尊敬している。王子様な俊くんと同じくらい好き。大好き。めちゃくちゃ好き。

「ヲタクだったってIt’s Alright」の宮田くん、めちゃくちゃかっこいいんだ。ソロのメイキングで「ヲタクかっこいいよ!」って言っていたけれど、本当に本当にかっこいいんだ。

 

宮田くんの好きなところを挙げるとキリがなく、この記事の中では終わりそうもないので、また別の記事で書けたら良いな。

 

これからはもっと王子様な一面もどんどん見せてくれるという宮田くんからはますます目が離せない。本当に素敵な人だから、今後自分が宮田くんのファンじゃなくなることなんて考えられなくて、きっとずっと好きなんだろうなぁと思ってしまうほどだ。

 

とにかく、宮田くんのファンになれて人生楽しいぞーー!!!